沖縄の台風は、本土の台風より長く居座ります。半日から丸1日、外に出られなくなることを 前提に動いてください。ここでは、風が強くなる前に済ませておくことを順番に並べます。
飛行機と欠航については飛行機は飛ぶ?欠航したらどうする?に まとめています。この記事はそれ以外の生活面の話です。
1. まず、情報の受け取り方を用意する
台風の最中は日本語のテレビしか流れないことがあります。先に多言語の情報源を確保してください。
- 気象庁の多言語防災情報 — 警報・注意報が15言語で読めます
- Safety tips — 訪日旅行者向けの災害情報アプリ。緊急地震速報や気象警報が多言語でプッシュ通知されます。 JNTOの案内ページから辿れます
- 沖縄県/OCVBの台風対策マニュアル — 沖縄県と沖縄観光コンベンションビューローが作る公式マニュアル。 日英中韓の5言語が1つのPDFに入っています
PDFやアプリは、電波があるうちに端末へ保存しておいてください。 停電すると基地局が混み合い、通信が不安定になることがあります。
日本の緊急通報は警察110・消防救急119。訪日旅行者向けの ジャパン・ビジター・ホットライン(050-3816-2787)は24時間・多言語対応です。
2. 予定を組み替える
台風が来る日は、屋外の観光は成立しません。予定を前倒しするか、屋内に振り替える判断を早めに。
- 海のアクティビティ(ダイビング・シュノーケリング・船)は、台風接近のかなり前から中止になります
- 美ら海水族館などの大型施設も、暴風警報が出れば臨時休業します
- キャンセル料の扱いは事業者ごとに違います。 早めに連絡するほど選択肢が残ります
3. 買い出しは、風が強くなる前に
台風の間、コンビニもスーパーも閉まります。ホテルのレストランも休むことがあります。
風が強くなる前に、1日分を目安に買っておいてください。
- 飲み物(水を多めに。断水することがあります)
- そのまま食べられるもの(パン、おにぎり、カップ麺、菓子、果物)
- ホテルに電気ケトルがあるか確認しておくと、選ぶものが変わります
部屋に冷蔵庫がない前提で、常温で置けるものを選ぶのが安全です。
4. レンタカーを借りている場合
- 強風時の運転は危険です。 台風の最中は運転しないでください
- 立体駐車場や屋内駐車場があるなら、そちらに移す。海沿い・低い土地の駐車場は避ける
- 返却日に空港へ行けるとは限りません。延泊が決まったら、レンタカー会社にも連絡を
- ゆいレール(モノレール)も強風時は止まります。運行情報を確認してください
5. ホテルに確認しておくこと
チェックインしているホテルのフロントは、旅行中で最も頼りになる相談先です。 風が強くなる前に、次を聞いておいてください。
- 延泊できるか(欠航に備えて。台風時は既存客を優先してくれる場合があります)
- 停電したときの対応(非常灯、エレベーターの扱い)
- 食事の提供があるか(レストランの営業、非常食の有無)
- 非常口の場所
6. 部屋でやっておくこと
- スマホとモバイルバッテリーを満充電にする
- 浴槽に水を張る(断水・停電でトイレが流せなくなったときに使えます)
- 窓から離れた場所に荷物と寝る場所を移す
- ベランダに出したものを室内に入れ、窓とカーテンを閉める
台風の最中にやってはいけないこと
- 外に出る、海や川を見に行く。 飛来物での怪我が毎年起きています
- ベランダに出る。 洗濯物や忘れ物を取りに行かないでください
- 台風の目に入って静かになっても、外に出ない。 そのあと反対向きの風が同じ強さで吹きます
台風が過ぎたら
屋外の観光施設は、点検と片付けのためしばらく閉まることがあります。 水族館・博物館などの屋内から予定を再開するのがおすすめです。
空港へ向かうときは、時間に余裕をもって。台風後の初便は混雑し、 那覇空港も長い列になります。
このページで扱っていないこと
いま台風がどこにあるか、個別の便が飛ぶかは、このサイトでは扱いません。 必ず公式の最新情報で確認してください。 避難の情報が出たときは、滞在先の市町村の指示に従ってください。