竹富島、西表島、波照間島、黒島。石垣島や宮古島から船で渡る島々は、 台風のときに本島とはまったく違う状況になります。
船が止まれば、島から出られません。 飛行機の欠航については飛行機は飛ぶ?欠航したらどうする?に、 台風前の一般的な準備は台風が来ると分かったらにまとめています。 このページは小さな島にいる/これから渡る場合の話です。
船は、飛行機より先に止まる
最も重要な事実です。高速船は波と風に弱く、飛行機よりずっと早い段階で欠航します。
台風がまだ遠くにあっても、うねりが先に届きます。 「天気は晴れているのに船だけ止まっている」という状況が普通に起きます。 空が青いことを判断材料にしないでください。
安栄観光の運航状況ページでは、波照間・上原・鳩間・大原・竹富・小浜・黒島の各航路について、 「通常運航」「一部運休」「全便欠航」の3段階で表示されています。 航路ごとに状況が違うのがポイントです。 外洋を通る波照間航路のように、他の航路が動いていても止まる路線があります。
運航状況は各船会社の公式サイトで確認してください。 竹富町の台風関連情報ページから、 八重山の離島航路を運航する各社(安栄観光・八重山観光フェリー・船浮海運)へ辿れます。
判断は「早める」一択
離島旅行で台風に遭ったときの判断は、実質2つしかありません。
A. 島を出る ── 迷ったらこちら
石垣島や宮古島などの拠点の島へ戻る、あるいは沖縄本島・県外へ移動する。 判断が遅れるほど、選択肢は消えます。
- 最終便を待たない。 「まだ動いているから大丈夫」ではなく、 次の便で戻ることを検討してください
- 拠点の島へ戻れれば、宿・病院・店・空港の選択肢が桁違いに増えます
- 帰りの飛行機に間に合わせるには、船が動くうちに島を出ておく必要があります
B. 島に残る ── 島の指示に従う
宿の方や島の人の指示に従ってください。小さな島では、地元の判断が最も確かです。 残ると決めたなら、次の項の準備をしてください。
島に残るなら、知っておくこと
小さな島は、拠点の島とは条件が違います。
- 店が少ない。 コンビニがない島もあります。台風前に閉まり、 在庫が補充されるのは船の再開後です
- 医療が限られる。 診療所しかない、あるいは無人の日もあります。 急病時は空路搬送を待つことになります
- ATM・両替が限られる。 現金を多めに持っておいてください
- 宿の食事が止まることがあります。 食材が届かないためです
台風前に、水と食べ物を自分の分だけ確保しておいてください。 宿に相談すれば、事情を教えてくれるはずです。
情報をどう受け取るか
竹富町は、台風に関する情報を 「竹富町ホームページ」「防災無線」「竹富町公式ライン」で発信しています。 島によっては、防災無線が最も早い情報源になります。 日本語が分からなくても、放送が始まったら周囲の人に聞いてください。
多言語の情報は気象庁の多言語防災情報で 15言語から選べます。台風の位置や警報はこちらで確認してください。
避難が必要になったら
竹富町では、災害の種類ごとに異なる避難場所が指定されています (津波、津波以外の大規模災害、小規模災害時の自主避難場所など)。 旅行者が自力で判断するのは困難です。
宿の方に、その島の避難場所を必ず確認してください。 チェックイン時に聞いておくのが理想です。 避難情報が出たときは、町の指示と島の人の判断に従ってください。
島へ渡る前に確認すること
台風シーズン(おおむね夏から秋)に離島へ渡るなら、出発前に次を確認しておいてください。
- 帰りの船の最終便と、欠航したときの代替手段
- 宿の連絡先(電話がつながらないときの手段も)
- 現金を持っているか
- 常備薬は足りるか(島で買えないことがあります)
- その島に診療所があるか
このページで扱っていないこと
船や飛行機の運航状況、台風の位置は、このサイトでは扱いません。 運航状況は各船会社の公式発表を、気象情報と避難情報は 公式の最新情報で確認してください。 避難の判断は、滞在している市町村が出す避難情報に従ってください。